「雲のやすらぎ」のカビ対策、気をつけるポイントはただ一つ
湿気を持たさないようにすることです
布団は「雲のやすらぎ」に限らず、湿気を飛ばして乾燥するように気をつけることが大切です
理由は、布団が湿気をもつとカビやダニが発生するからです
「雲のやすらぎ」にカビを発生させないためのお手入れ方法についてレビュー
目次(クリックでジャンプ)
カビが発生する好条件
カビは一定条件の環境が揃うと発生しやすくなります
湿度 80%以上
エサがある(人のフケ、汗、アカ等)
少量の酸素がある
寝汗で湿度あり、適度に暖かい、人のフケやアカもある 布団は、カビが発生する条件がそろっています
布団にカビを発生させないためには、4つの条件の中でも、特に湿気を溜めないことが大事になってきます
雲のやすらぎの欠点
雲のやすらぎの唯一の欠点は、湿気を持たさないように気を配る必要があることです
17cmの厚みのある布団ですので、湿気には充分気をつけていただきたいです
雲のやすらぎは腰痛対策と寝心地に重きを置いて開発されたものです
これを追求していくと17cmの厚みはどうしても外せないもの
そうすると湿気を飛ばすことに気を配って頂かなくてはいけないことになります
もちろんどんな素材の布団でも湿気を持たせないようにする事は必要ですが
素材を除外して湿気を考えた場合、厚みのない薄い敷ふとんの方が、湿気を飛ばしやすいと言われれば、確かにそうですね
その代わり薄い布団は腰が痛くなり、床つき感を感じて寝心地は悪くなリます
どの布団も一長一短、あれもこれもに良い布団は、ないものです
敷布団は素材により乾燥しやすさが違う
布団は、中綿の素材により乾きやすいものと乾きにくいもの
汗を吸いやすいもの、吸いにくいものがあります
中綿に何が使われている布団なのか?という点は乾燥しやすさに大きく影響してきます
ちなみにカビが生えにくいのは乾燥しやすい布団です
綿(コットン)
吸湿性が優れていて汗をよく吸い取るが、放湿性がイマイチ、天日干しを頻繁に行うことが必須
天日干しをしても内部まで乾くのに時間がかかる、が天日干しをすれば見違えるようにふっくらと気持ちよくなる
羊毛(ウール)、羽毛(羽根)
動物性なので吸湿性にも放湿性にも優れている
しかし品質の良い高級布団でないと、ダニや虫がよってきやすいし、動物性のニオイが気になる
合繊(ポリエステルなど)
吸湿性はイマイチだが、そもそも湿気を吸わない性質なので布団に湿気は溜まりにくい
軽いのでふとんの上げ下ろしなど、扱いやすい
ふとんの分厚さに一長一短があるように、ふとんの素材にもそれぞれ良い点と悪い点があり一概にこれがいいとは言えませんね
雲のやすらぎは、2層~4層目まで合繊のウレタンフォームでできています
なので湿気を吸わないタイプの素材ではある訳です
雲のやすらぎお手入れ方法は思いのほか簡単
「雲のやすらぎ」のお手入れって面倒なのでは・・・と思われるかもわかりませんが
意外と簡単、お手軽なんです
布団を長い期間、良い状態で使うために、簡単なのでお手入れはやってください
お手入れというほど手がかかるわけではありません
重要ポイントは、布団の湿気を逃がすようにすることです
雲のやすらぎのお手入れのポイント
雲のやすらぎのお手入れのポイントはというと・・・
- 毎日敷きっぱなしにしない
- 風通しの良い場所に立てかけておく
布団が分厚いので、ベランダに出して天日に当てなくても、お天気が良い日は、窓を開けて風を通すように心がけて頂くこと
これだけを心がけていれば、カビ対策は大丈夫
その他、雲のやすらぎ使い方の注意点
使い方で注意していただきたいこと
夏は反対面の涼しい方を上にして寝る
「雲のやすらぎ」は表裏を季節により使い分けるリバーシブル仕様です
頭と足の位置を反対に変えることで布団がより長もちします
カビ対策にも役立ちます
雲のやすらぎ、使わないときは立てかけさせて置いておく
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分厚いので、畳んで収納することはしません
使わないときは、立てかけさせて置いておく・・・
雲のやすらぎは折り畳めないのがデメリットかもしれませんが、寝心地を優先しています
寝心地が抜群に良い「雲の上で寝ている様な」を持たせるためには17cmの厚みが必要です
寝心地を優先するため、分厚いので折り畳めなくなってしまうのは仕方ないということです
カビを持たせないために、敷きっぱなしにはしないで、立てかけさせてください
カビはふとんの他の場所にも発生する
カビは布団に限らず家のいたるところで発生します
例えば、結露のついた窓辺のカーテン、観葉植物など湿り気があるとすぐにカビが発生します
- 雨の日は窓を閉めて湿気を部屋に入れない
- 洗濯物を部屋に干さない
- 部屋に風を通す
- 除湿機を利用する
- 布団はマメに干したり風通しをよくする
- カビのエサをなくす為、掃除機をかける
以上のことを心がけて、部屋のどこにもカビが発生しないように・・・
特に梅雨など雨が続く時は、部屋がジメジメしないように注意しましょう
カビとダニの発生は同じ場所
カビとダニが発生する場所はかぶっています
両者とも、高温多湿、フケやアカの餌のあるところに繁殖します
ダニはカビを餌にしてしまうものもいるのでお互い持ちつ持たれつの関係です
カビとダニが好む環境と対策の記事もご参考にしてください↓
カビに比べればダニはダニ取りシートに寄ってきてくれますから退治しやすいです
誘引剤でダニをおびき寄せ、シートの中で死んでくれるので死骸が空気中に飛び散りません
殺虫成分不使用で人体に無害、3ヶ月置きっぱなしで、あとは捨てるだけで済むので便利です
雲のやすらぎ布団にカビが発生してしまったら?
布団のカビを取りたい場合、どうするか?
重曹でカビを拭き取り、エタノールで殺菌する方法で対処しましょう
準備するもの
ティッシュかキッチンペーパー
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1・カビを拭き取る為、重曹スプレーを作る
重曹・・・小さじ1
ぬるま湯・・・100ミリリットル
これをスプレーボトルに入れる
2・消毒用のエタノールスプレーを作る
消毒用エタノール・・・80ミリリットル
水・・・20ミリリットル
これをスプレーボトルに入れる
- ①水で湿らせたキッチンペーパーで表面のカビを拭き取る
- ②重曹水をスプレーして5分ほど放置し、またペーパーで拭き取る
- ③エタノールをスプレーしてふき取る(残ったカビ菌を殺菌する為)
- ④布団を干して乾燥させる
この方法が安全なカビ取りのやり方です
市販のカビ取り用の洗剤はお肌への刺激が強い、色落ちがする等で躊躇してしまいます
重曹でカビを取る方法の方が安心です
雲にやすらぎは正しいお手入れをして、長く快適に使っていただきたいです
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カテゴリ:雲のやすらぎの使い方・お手入れ方法